この監督本当に音楽の使い方が上手いと思います。綺麗な絵とともに感情の盛り上がりと一緒に音楽の音量もあげて、凄い高揚感と快感を与えてくれます。
冒頭から足から上に撮っていたり、女性に対しての撮り方が綺麗だけどそれだけじゃない生々しさもあって良かったです。それぞれの登場人物の人間らしさ、問題、感情表情が痛々しく見ていてちょっと辛い部分もあったけど、魅力的に見えました。
映画のスクリーンの使い方この発想凄いと思います。
表情とセリフ、動き、すべてが凄く感情的で良かったです。
映像の綺麗さ、オシャレさも勿論ですが、それよりも母親への思い、子供に対する愛情、でもどうしようもない現実、上手く言えないですか、愛情以外にも生きるすべ、強さも、必要なのかもと思える作品でした。
最後の母親の表情は見事でした。