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あの日の声を探してのsnatchのネタバレレビュー・内容・結末

あの日の声を探して(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

二十年前、チェチェンもロシアといろいろあった…と思い観てみました。
以下、ネタバレあります。








残忍な敵兵☜ロシア兵が出てくるけれど、ほんの少し前までギター抱えて友達と楽しそうに女の子の話しをしていたどこの国にもいる十代の若者なのです。
徴兵期間ではなく、街中で警察に職質されそのまま強制兵にというのがショックでした。いや、私のショックなんかどうでもいい。彼に、この彼に降りかかった一瞬の出来事が…人格が180度変わってしまう常軌を逸した軍隊の非日常が、彼にとてつもない悲しみを与え、気が狂わないと自殺してしまうという極限まで彼を追い込み、戦場で非人間化していってしまう。
この若者のパートはドキュメントな作りで考えさせられた。
そして、ここに出てくる兵隊達も、きっともとは彼と同じような普通の人だったんだと思い、気が遠くなってくる…
何のために…wikiの解説さえ複雑で私には🤯でしたが、ロシアの指導者よ、充分国土は広い、先ずは自国民を大切にして幸せにしろー‼︎と言いたい😡😭

もちろん祖国を愛し守るために兵役に就いたり軍人の道を選び誇りを持って職務に励んでいる人もいると思います。

この映画は、フランス人の名監督脚本によるものでドラマな作りもあり感動もする。戦争がもたらす過酷な喪失体験は、主人公の9歳の少年の目が語り尽くしています。
そして何しろ少年の秘密の得意技は必見‼︎‼︎

どっちの男の子も忘れがたい人となりました…

加筆:衝撃の感動作というコピーがやーねえ😩
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