あきしげ

カリフォルニア・ゾンビ逃避行のあきしげのレビュー・感想・評価

2.0
引きこもりが最強でビッチな幼馴染みに片想い。

良かった点。

・スタイリッシュさを目指す
・引きこもりの主人公が強い

悪かった点。

・コメディのクセにテンポが悪い
・意味のない会話やシーンが多い
・脇役の扱いがあまりにもお粗末
・見どころがない一番ヤバイ作品

ゾンビ映画は振り切る分だけ印象に残る。
例え、クソみたいな内容だったとしても。
振り切ってしまえば記憶に残るモノです。

しかし、たまに特徴のない作品もある。
真面目に作ろうとして失敗するヤツだ。
まさしく本作は記憶に残らないタイプ。

主人公は3年間も引きこもりなのに強い。
3年前はスポーツマンに一発で気絶した。
ラジオしかやっていないヒッキーである。
そんなヤツが強くなるはずがないのです。

次にヒロインには魅力がありません。
スポーツマンの彼女というレッテル。
それだけの為に付き合うビッチです。
隣には自分を思ってくれる人がいる。
それを知りながら別の男と付き合う。
どこからどう見てもビッチなのです。

脇役も可能性があった。
マリファナ中毒の親友。
神父ゾンビ・ハンター。
巨乳で魅力的な女の子。
みんな淡々と退場する。
もっと活かすべきです。

スタイリッシュさを目指した心意気。
それは高く評価したいけど実力不足。
一番良かったのは祖父とのやり取り。
この扱いが小さかったのは残念です。
あきしげ

あきしげ