余命宣告を受けたベテランCIAエージェントが、長らく離れていた娘から信頼を勝ち取るために奮闘する姿を描いたアクション作品。
凄い能力を持ちながらも任務中に倒れ、病院へと運ばれたベテランCIAエージェントのイーサン・レナー。彼は意識を取り戻したが、治療中に癌が見つかり3か月の余命宣告を受ける。イーサンは残された時間を家族と過ごす為にパリへと向かう。
自宅へ戻ると、そこには見知らぬ大家族が普通に暮らしていた。そこには妊婦も住んでおり、不法侵入で勝手に住みついた家族だったがイーサンは状況を察して、子供が無事生まれるまでの居住を許す事にした…
益々渋さを増したケビン・コスナーがどっしりとした佇まいであんまり余計な事をしない落ち着き感があって良いです。ジーンズからスーツへと衣装替えした姿がどちらもかっこよく似合っている。
最後まで娘に対して父親でありながらも、正体を明かさない展開は好感が持てますね。自転車に乗るシーンは今作でもほっこり和む事ができる良い場面でした。
親子や家族の絆を描いたスパイアクションは軽くてキレのある良作でした。
