マイ・リトル・ヒーローのかわうそのネタバレレビュー・内容・結末

困難克服（人種差別と闘う）と成長（ダンスが超絶上手くなる）の物語で、ハッピーエンドという上出来のストーリーなんだけど、どうしてもご都合主義が鼻に付く。


だって、ヨングァンは決勝に向けて何も練習してないですよね。
しかも、話の流れの中で、なぜかライバル監督＆ヨングァンというペアで決勝に行けばいいみたいなことになってたけど、他の音楽監督が作った作品＋全く練習していない子の組み合わせで決勝を戦わせるつもりなのかな？と思うなど。

イルハンも、それまではパクリだけでのし上がってきたような監督なのに、なんでヨングァンの歌だけはすごいのを作れたのかよく分からないし。

最終的には正祖（イ・サン！）を題材にした作品ということなので、ヨングァンのお父さんとの何かがあるのかな？と思っていたけど、結局父親はあのワンシーンにしか出てこなかったりするのも物足りない。

でも、差別克服で成長物語でハッピーエンドなので、文句はありません。
サブスクで観るのにちょうどよい作品だと思います。