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テロ、ライブのhorsetailのネタバレレビュー・内容・結末

テロ、ライブ(2013年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

アマゾン・プライム。
短い時間で一気に見させる。冷静に考えると、一回目の爆発ですぐに橋から退避しておけば、そもそも被害者がありえないのではないか、キャスターのイヤフォン爆弾が偽物で、警察庁長官のものが本物って、計画しずらいし、ビルが倒壊するほどの爆薬をしかけるのなんて個人ではどう考えたって無理。などの荒いストーリーを強引に最後まで持っていった。長い映画にして犯人の心情をこねくりまわしたりしなかったのがよかった。
犯人が橋を爆破してまで要求するのは、過去の事故への大統領の謝罪。大統領が謝罪するかどうかがサスペンスを引っ張る。当然のように大統領は謝罪しない。日韓問題でも、謝罪が常に問題の中心にある。挨拶がわりに「すいません」を口にし、土下座したり頭を丸めたりと「謝罪」の方法論が確立している日本とは異なった価値観があるのだけは実感できた。
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