Hiroe

マフィアは夏にしか殺らないのHiroeのレビュー・感想・評価

-
パレルモにおける長い長いマフィアとの闘いを、ラツィオ通りの虐殺の日に命を授かった子の成長と共に、痛烈な皮肉とユーモアを交えて語られる物語です。最初に献辞が出るのですが、コメディ映画だと思ってた私は、「あれ?」って思ったんです。でも最後に銘板を見ながら説明する回想的なシーンで、ああこれは本当に追悼の映画だったんだと、そして少年の成長と共にシチリアの変化を見たんだと思ったのでした。よかったです。少年の可愛らしさだけでも見る価値あり。
Hiroe

Hiroe