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ある優しき殺人者の記録のrage30のネタバレレビュー・内容・結末

ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

連続殺人犯を取材しにいくジャーナリストの話。

何となく「殺人事件の謎を解くミステリーかな?」と思っていたのですが、実際はPOVワンカット撮影による、ソリッドシチュエーションスリラーでしたね。
謎解き云々よりも、密室下で頭のおかしな殺人者の妄言、凶行に巻き込まれていく、不安や恐怖を楽しむべき作品なのでしょう。

ただ、個人的にはミステリー要素を期待してしまったので、その点では肩透かしを食らった感じです。
ホラー映画としても、役者陣の演技や暴力描写が物足りない印象で、あまり怖くはなかったかなと。

修羅場の最中にSEXをする日本人カップルとか、ブッ飛び過ぎてて大爆笑する部分もあったんですけど、そもそも、なんで日本人が出てくる必要性があったんですかね?
ワンシチュエーションのわりには、そういうノイズになる部分が多くて、イマイチ入っていけない作品でした。
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