キャッスルグレンギャリ

南極のスコットのキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

南極のスコット(1948年製作の映画)
3.8
U-Nextで鑑賞。アムンゼンとスコットの南極点到達競争は子供の頃から感心を持っていました。U-Nextでおすすめに現れて本作の存在を知りました。
本作は先陣争いに破れ尚且つ生還できなかったスコットの国であるイギリスが制作したものです。なぜ破れ、生還できなかったかの理由が全編を通して描かれていました。それが大々的ではんくさり気なく描いているのが素敵でした。
しかし南極点にノルウェー国旗が立っている場面はもっと悲劇的に描いてほしかった、ちょっと平板でした。

本作はアムンゼンが育ったノルウェーを南極に見立てノルウェーでロケしたそうです。アムンゼンはノルウェーで寒さを経験し、相当の準備をして南極を目指したのでしょう。
イギリス人は気合と「規律」だけだったように思います。