タランティーノもこの映画の70年代オリジナルファンらしい。
期待していなかったけど、一本のホラー映画としてはけっこう良くできてるし十分楽しめる。
シャー二・ヴィンソン演じる看護婦キャシーが元旦那から逃れるためにとある古い病院へ転職。
そこでは昏睡状態の患者への異常な実験が行われており、被験者の中で一人特別な存在のアシュトン・カッチャー似のパトリックという青年がいる。彼は昏睡状態で、博士から痛ましい実験の対象にされていた。キャシーはある日パトリックが唾を吐くことでコミュニケーションを取ることができると知り、博士に訴えるが…
オリジナルは知る人ぞ知る？いや知る人しか知らないカルトムービー。一度観たら忘れられないインパクトだったが、元が70年代でその設定を無理やり現代に当てはめているようで、いっそもっと現代医学を取り入れたリメイクにしてくれれば良かったのにとぉ思う。
それでも、元の話が面白いので、そういう違和感を無視すればホラー好きなら楽しめる作品に仕上がっていると思う。
キャラクターもオリジナルへのオマージュを感じ、オリジナルを知っていればほほーっと思える。
パトリックはオリジナルより数段美形で、こんなに素敵な男子ならナースも彼を助けてやりたいと思うだろうな〜。
観て損した気分にはならなかったので良かった。
