じう

グッド・ライ いちばん優しい嘘のじうのレビュー・感想・評価

4.7
内戦で親を殺され、難民となった少年少女たちはケニアの難民キャンプを目指して歩き続ける。

家族の絆がMAXで形成されているスーダンのロストボーイズ4人。マメール、ジェレマイア、ポール、アビタル。空港で姉のアビタルと別れの際は取り囲み抱き合う。

兄弟同士3人で自然に手をつなぐ姿が超素敵。

そして物語中盤のアメリカで初めてを体験しまくるこの3人組が面白かわいくてたまらない。
スーダンにはライオンがいて、兄弟の脚に食いついた、ライオンと闘う。そんな人がいきなり都会にきたら、訳がわからないのも当然。

ニワトリのアメリカンジョークで笑う3人の誘い笑いで、見てるこっちも笑顔になれる(*´▽`*)ジョーク自体は重要じゃない、笑い合えることが大切よね。

「祖国の兄弟にもらった人生だ。大事にしろ、恩を忘れたか?お前の生き方は兄弟の死を無駄にしてる」

3人ともぶれないのは、強い兄弟の絆と恩を大事にする精神。

「神よ、奇跡の食べ物ピザに感謝します。そしてわれらの姉妹アビタルを守ってください。彼女の住むボストンには、危険から守ってくれる兄弟がいません」
ジェレマイアが一番いいキャラしてた。聖人の優しさとお茶目さ(*'▽')ガチャガチャいいよねーたまにやりたくなる。
電車の中でみかんを見知らぬ人に差し出すシーンがあって、そういうところもなんか、おばあちゃんっぽくていい。

最後に出てくるアフリカのことわざが素敵だった。
じう

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