オートマタの亘さんのネタバレレビュー・内容・結末

人間と人工知能を持ったロボットの映画はいくらでもあるんどうけど、また違った魅力のある傑作。
冒頭の雨の街のシーンは完全に『ブレードランナー』を意識してるし、ロボットのデザインも良くないｗ
「自己修復・改造をするのは厳禁」という第2のプロトコルを破ったロボットを追いかけていく主人公。妊娠間近の妻がいるんだけど、ロボット達に拉致されてしまう。ロボット達はどこに向かおうとしているのか、その目的は・・・という話し。
『マッドマックス　怒りのデスロード』では女達がひたすら緑の地を目指すが、このロボット達もまた自らの緑の地（実際には人間の行けない高濃度に汚染された砂漠）を目指す。新たな進化をするにはそれまでの種族は滅びる運命なんだけど、主人公の赤ん坊を撫でるクリエ（女性型ロボット）は何かを感じたに違いない。
ラストの生と死のコントラストが素晴らしかった。