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ミリオンダラー・アームのおはうちのレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・アーム(2014年製作の映画)
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ダム・マネー面白かったからクレイグ・ギレスビー監督『ミリオンダラー・アーム』も!手堅くドキュメントをまとめた手腕は流石!カメラマンとして記録係に務めていたインド人の通訳者に本番前の激励を頼むとカメラが主人公に手渡されて通訳者の背中がドンと映されてやっと彼の物語と理解したら泣いた。

野球選手のメンタルを重視するコーチ役のビル・パクストンが良い。ジョン・ハムがビジネスにしか興味ないからこそ、野球選手の精神状態に寄り添う形になるパクストンの優しい演技が光る。この二人がバチバチになるのが面白い、やっぱ葛藤や対立ないと面白くなんないよね。

商談の演説練習→いざ演説をしても相手が無理難題をふっかける→金が無くて家賃を払えないので大変の流れ。事前に準備している事が簡単に崩れて、主人公の生活も危ぶまれるツカミが良かった。練習している場面から始まるのが成程で、そのあと崩す前振りになっていると。

インドから帰ってきたら片思いの人にちゃっかり男が出来ちゃって、そいつの初登場が筋肉モリモリ上半身裸で現れてワロタ。レイク・ベルが演じた彼女が、この場面では何故だか胸を出して強調させるもんだから、NTRみを感じてピクッとキタ。好きです。
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