レンタル始まるようだし、劇場で見た時のことを思い出しつつうろ覚えで。
出だしは絶好調。中盤の放浪シーンも、クライマックスへ向けてのタメとして十分な面白みがあった。しかし、本題たるアウトレットモールに行ったあたりからどんどん失速してしまった印象。なぜなのか。。
この手の映画の見どころとして、日常の崩壊と、その結果どこに行ってももうダメだ感（付随して、あそこに行けばひょっとして助かるかも感）というのがあると思っていて。
前者はばっちり描けていたけど、後者のほうは。。アウトレットの外がどうなってるのか（多分）全く描写されないため、箱庭の中で目的も良く分からないままワーキャーやってるだけのように見えてきてしまい、結果緊張感が薄れてしまったのかなぁと。
スマホで情報を仕入れるシーンがあったと思うけど、ああいうのをもっと上手く使ってどんどん登場人物達を追い詰めていく。。外に行っても壊滅状態、中に残っても修羅場、その上でさあどうする、みたいなお膳立てがあってこそ面白みが生まれると思うのだけどどうか。
良いシーンもたくさんあったし、スプラッタ描写も手抜きしてないし、それ故に惜しいなぁと思ってしまった。
