世界に誇れるゾンビ映画だと思う。
ゾンビが怖い。
残酷な世界。
主人公がちゃんと駄目。
そして、誰よりカッコいい。
映像が美しい。
美しいヒロイン。
長澤まさみって可愛かったんだな。
俳優を上手く使えている。
基本的に邦画は、もういっそのことコナンだけ観とけばいいんじゃない？
くらいに思っているのだが、やってくれるね。
ゾンビ映画は、Ｂ級とＺ級がかなりの割合占めている気がするので、この映画は世界基準で見てもトップレベルな気がする。
邦画にしては、とかいう忖度しなくていいのが嬉しい。
原作があるらしいのだが、映画として大傑作じゃないかな？
基本から外れているわけじゃない。
定石通りなんだけど、定石を正しく使うと、これほどまでのことが出来るのか‼️感嘆しかない。
大泉洋の演技力は世界レベルだと思う。
情けない役も出来る。コミカルにも出来る。かっこよくも出来る。
リアクションも良い。
彼女に襲われるところでストーリーにどっぷりよ。
あの不気味さ。怖すぎる。
ゾンビなんかにびびったことなかったのに…。度肝抜かれたんだ。
腹が尻から飛び出そうになったよ。
中盤は多少中弛みしたが、終盤で圧倒的な映画パワーにやられたんだ。
ちゃんと、日本のゾンビ映画になっていたのが偉い。外国のノウハウを日本式に組み換えてる。完璧だ。
キャラクター１人１人がちゃんと生きている。なんなら、ゾンビも生きている。
設定をいちいち時間かけて下手な俳優に喋らせるんじゃなくて、染み出ている。
滅茶滅茶上手いぞ。って思った。
クズな奴はちゃんとクズ。
いい映画だったな。
