オーナーと衝突し、SNSや動画の情報で落ちるとこまで落ちた後に、フードトラックという機会に出会い、そこから本当にやりたかったことにたどり着く。
だがこれはシェフのフード物語と言うより、息子と父親のヒューマンドラマの方が強いと感じた。
いい父親になろうとしなくても、子どもはただ親が側に居てくれるだけで、それ以上は何も望まない。
いい親よりもずっと側にいてくれて味方してくれる親の方が、子どもにとっては幸せなことだ。
笑いあり、ホロっとくるシーンありのヒューマンコメディ、もちろん僕にとっては満点映画。