「アンダードッグ」が森山未來がいなかったら成立しなかったように、この映画も安藤サクラがいなかったら成立しなかったんだろうなと思う。肉を削ぎ落とし、顔付きも別人のように変える彼女は、本当にスゴかった❗
ポスターのポップなピンクのイメージから想像していたのとは違い、かなりヤバめで訳ありの人々が「マジっすか⁉️」ということを次々起こす。根本季衣演じる元従業員、強烈過ぎた。
一子の身にも“人生を変える恋”という一大事が起こる。ボクサーのバナナマンにも恋したのかもしれないけれど、本気で恋したのはボクシングそのもの🥊
ボクシングを自己満足の道具に使うなってジムの会長は言っていたけど、自己満足じゃなくて、止めることの出来ない恋心(夢中になるもの)なんだ、きっと。
一子のキラキラした瞳に、恋って素敵だな~✨と、花粉症で充血気味の私は羨望の眼差しを向けた。