白いかざぐるま

百円の恋の白いかざぐるまのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.0
一子の最初の自堕落な姿から、自立していった姿への変化には脱帽。顔つき、目つきがまるで違う。

百円ショップの店員は皆コミュニケーションがおかしいし、元店員のおばちゃんのカバンが意味不明にパンパンなところとか、こんな人いるよな〜って思いながら見てた。

みんな社会的には下流な立場に置かれている人たちだけど、そんな人たちにこの社会は支えてもらっているのは間違いない。
一子と狩野の関係も外から見てると何だかよくわからないけど、皆が合理的な判断をしながら生きていけるわけじゃないよな。

くすぶっていた人が一気に突き抜けていく。この爽快感はすごい。