このレビューはネタバレを含みます
最初は主人公が好きになれなくて退屈だったけど、観ていくうちにだんだん可愛く見えてきて、話の流れも予想の斜め上を行き始めて、どんどん引き込まれていった。まさかそんな終わり方とは…。
まず主役を演じた安藤サクラの演技が圧巻。序盤の堕落した主人公の内面が少しずつ変わっていく様子や、ボクシングの動きのキレがどんどん良くなってく経過がすごく自然。中盤からずっと一子から目が離せなかった。
ベタベタの恋愛映画かと思ったけど、違った。主人公のある種の素直さに勇気付けられる映画、という感じ?でした。