くろすけ

天空の蜂のくろすけのネタバレレビュー・内容・結末

天空の蜂(2015年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛くん目当てに視聴。

原発を考えさせられるお話とは思っていなかったので考えさせられた。
蜂に刺されないとその痛みに気付かない。知らないままか。


自衛隊三人衆好きでしたね。
自衛隊の面々、特に上条さんと高彦くんのところハラハラして息を飲んだなあ。
終盤、下にいれば勝手に向こうから近づいてくるって言われたのを聞いて、三人が顔を見合わせたり神妙な顔をしているの、
自分たちが何をすべきかそれがどれほど危険か察した上で覚悟してるように感じさせられた。

高彦くん偉いな。すごく頑張った。
とても賢く勇気のある子でしたね。すごい。
まさか向井理に成長するとは思いませんでしたね。
向井くん!?って叫んでしまった。イケメンに育ってしまって…。

綾野剛さんと落合モトキさんのシーン鬼気迫るものだった。
親指のシーンが綾野さんのアイデアと聞いてうわあとなる。
雑賀にはその覚悟があったってことだものな。
そして何度刺されても逃すまいとした関根さんにも刑事としての覚悟があった。
車の前に見を踊らせる前の笑みに綾野剛さんってすごいなって思った。
あの大円団の裏には関根さんの犠牲や空自の人の犠牲もあった。
関根さん、助からない傷じゃないか大丈夫かと思ってたら…無常だった。
泣いてしまった。

電気のほうが人名より重い。
人は見ないものを見ない。
きちいなあ。
ここで震災とリンクさせるのがまた。
大きな被害に合わなかった自分も無関心の仮面をつけているのではないかとハッとさせられた。

それぞれが仕事を自分の良心や使命に従って行ってたのがかっこよかった。

カーチェイス(?)と銃の揉み合いは必要?って思ってしまったけれど。
くろすけ

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