ぽん兄

イントゥ・ザ・ウッズのぽん兄のレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)
2.7
ロブマーシャル監督のシカゴ以来のミュージカル作品とのことで、注目していた作品だったが、なんともスッキリ出来ずに終わってしまった。
ディズニー映画にも登場する有名な童話の登場人物が集合。残念ながら、アベンジャーズというよりリーグオブレジェンドな出来栄えだったと思う。
タイトルの通り、様々なキャラクターの運命が、主役のパン屋夫婦を中心に深い森の中で交錯してゆく群像劇なのだが、それぞれの作品のテーマがバラバラで噛み合わない。特にラブンツェルの必要性には疑問。わざわざ集結させた意味が話題性以外にあるのか?
また舞台のほとんどが暗い森の中で、彩りが少なくテンションも低調で、ミュージカルとしてのケレン味はかなり薄い。まるでクリストファーノーラン作品ようなアッサリ加減。
歌はまずまずといったところ。シカゴほどの力強さは感じなかった。
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