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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のcrnのレビュー・感想・評価

4.0
ワンショット風の撮り方に目線を持っていかれ、現実と舞台、現実と幻想の境目のない世界に引き込まれる。ドラムの音もアドレナリンの放出度が感じられるようで迫力があった。

精神分裂の悲劇、かと思いきや、再生の物語だったことが最後にわかる。批評家の女性の言葉もあり、途中までハリウッド批判なのかと思ってしまったけれど、その世界の仕組みの中で新たな人となる話でよかった。バードマンと統合する終わり方に納得。
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