このレビューはネタバレを含みます
ドラムの音がまるで心音みたいだった
なにが真実でなにが幻覚?幻想?かがごっちゃになって溶けていく どこまでが本当なんだろう
バードマンとして現れる自分は過去の名声にすがりついてもう一度みんなに自分を見てもらいたいという気持ちの塊なら、最後にまるでバードマンのマスクのような包帯(ここ痺れた)外して「お別れだ、クソ野郎」って扉閉めたあと→自由に羽ばたく鳥を見上げて追いかけるように空に飛んだ
解放されたってことなのかな
ラストのピストルを構えながら「なぜ俺はいつも愛を請う側だ?」というセリフがなんだかもう一度有名になりたい主人公と一致してるなあとか思った
主観的に動く長回しのようなカメラワークとかドラムとか劇場の薄暗い感じとかめちゃくちゃかっこよかった 二回は観たい