べに

間奏曲はパリでのべにのレビュー・感想・評価

間奏曲はパリで(2013年製作の映画)
3.4
タイトル通り「間奏曲」とか、演歌ちっくに言うなら「すきま風」的なことが、フランス映画的に小洒落た画で描かれてた。

というかパリって、お店や街並み、道路を横断するだけでも小洒落て見える(笑)。


旦那と離れて2泊のパリ、下心が無くたって楽しみに決まってる。

イサベル・ユペールだから、ちょっと若い青年にかまってもらってテンション上がる主婦という役柄も「ふむふむ」って見ていられるけれど、
巷の50代の田舎のおばちゃんじゃあそもそも無い話よね。
なんて思いながらも、別に恋人にしたいとか浮気したいとかまで思わないけど、異性に対してちょっと気になって職場探してみちゃったり、会えるかもと思って洋服選んじゃうなんていう気持ちは、女性なら誰しも「わかる〜」ってなるかも。
見てて楽しい場面。

青年が本性いまいちなヤツだったのは残念、というかブリジットと似たりよったりな自分に「現実はそんなもんさ」と言い聞かせ(笑)。

とはいえ素敵な出会い、素敵な時間を過ごすためには、やはり普段から小綺麗にしておかないと何も始まらないなと思いました。

雨降って地固まる、ですね。
べに

べに