愛は予期しない時に突然芽生え、幸せな時間は予期しない時に突然逃げて行く。
原因が脚本なのか翻訳なのか或いは目線なのか分からないが、観客に語りかける登場人物の言葉に自分は溶け込めず入っていけなかった。
水に濡れると溶けてしまう水溶紙のように物語の印象は薄く、観た瞬間から次々と内容は消えていく…ある意味儚い。
それでも最後まで観れたのは細切れな多すぎる意味を感じないチャプターに惑わされ、良く言えば飽きさせない・悪く言えば集中できないと言う編集の違和感に悪酔いする。
強いて無理矢理印象に残った場面をあげれば〈10.Hazuki〉か…いや、そうでもないかな。
言いたい気持ちは分からなくもないが、言葉の表現や描写は自分には生ぬるい..★,