オノタカノフ

ソーラー・ストライク2013のオノタカノフのレビュー・感想・評価

ソーラー・ストライク2013(2013年製作の映画)
2.5
午後ローにて。初見。

太陽フレアーの異常という時事ネタに乗っかって放映を決定したのかな?

アルマゲドンとかディープ・インパクトとかの有名どころから名シーンをちょいちょいつまみ食いしてますよね?

危機的状況の中での責任的立場にある人物の描き方が疑問符だらけでなんだかなあでした。

米国大統領。奥さんが死んだり娘の行方が気になったりで、職務放棄に等しい振る舞い。退陣を要求する副大統領の方がよっぽどまともに思えるのだが、結局悪者扱いされちゃってお気の毒。でも、大統領は結局何やったっけ?

どこかの女市長さん。市民を守るために強権を発動しちゃいますが、何がいけないんでしょうか? 主人公たちにバリケード突破されて、無益なことしたお馬鹿さんみたいな扱いですが、私は彼女の方を断然支持しますね。

アフガンで何かやってるおばさま。窮鳥懐に入れば猟師も殺さずという言葉を知らんのかね、このオバハンは。父親から逃げてきた娘を一旦は保護しておきながら、水や食糧のために父親に売り渡す。挙句、自分の手でその娘を殺すという、鬼畜の所業。で、その遺骸を抱きながらビービー泣いて、まるで苦渋の選択をした苦悩の人みたいな扱い。いやいや。こいつだけは許せんわ。

このオバハンのおかげで、主人公一派のテキトーさもどうでもよくなってしまった。
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