オノタカノフ

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のオノタカノフのレビュー・感想・評価

3.0
午後ローにて。二度目の鑑賞。

シーザーたち類人猿の、大脱走、製薬会社襲撃、そしてゴールデン・ゲート・ブリッジでの戦いが見応えがありました。路面電車の屋根の上で、チンパンジー(シーザー)、ボノボ、オランウータン、ゴリラの類人猿四種が勢揃いして見栄を切る(?)シーンはカッコよかったですな。それから、ゴールデン・ゲート・ブリッジの戦いでは、彼らは孫氏の兵法でも学んでたのかと思うほどの頭脳プレイ。霧の中から馬で単騎敵中に突っ込むシーザーとか、銃撃から身を挺してシーザーを守るゴリラとか、印象的なシーンが盛りだくさん。

さて、そんなエイプスたちに対してホモ・サピエンスの方はというと、クズばっかりですが、何といってもあの主人公。父親のアルツハイマーを何とかしたいという理由はあったにせよ、それを含めて私利私欲でやったこと。で、そのケツを結局自分では拭かず。途中で製薬会社社長に偉そうに説教垂れてましたが、まさに、お前が言うなですな。そりゃ、シーザーに愛想尽かされるわけですわ。
オノタカノフ

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