『荒野の千鳥足』
“月明かりはまるで砂漠の降る雪のようだ”
オーストラリア ブンダンヤバ
お酒の街、とにかくひたすらビール🍺🍺
ヤバで植え付けられた暴力という名の”狂気”
それは元々人間が持つ性質なのか、それとも他の誰かから無意識的に影響し植え付けられるものなのか。
性善説と性悪説の論争を醸し出すようなシーンに圧倒させられた。
生徒に勉強を教えるしがない教師から、平気でカンガルーを虐殺できるまでに成長しハンターになるまでの異常なまでの残虐性にメッセージ性があると感じた。
カンガルーのシーンはあまりに残虐で目を覆いたくなったが、それと同時にこの残虐性を誰でも持っていると考えると恐ろしいと感じた。
殺戮の場面で平気でビールを浴びて笑っていられる精神に呆れ、かつ恐怖を感じる。
ヤバの街から出たいけど出れないこのループ感にホラー要素も垣間見ることができた。