もりちゃん

マルティニークからの祈りのもりちゃんのレビュー・感想・評価

マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)
4.5
優しくてお人好しの旦那は、学生時代の友人の借金の保証人になってしまった。
多額の借金を抱えてしまった夫婦。
生活は一転する。
貧しい生活に切羽詰まり、奥さんは旦那に内緒で金の原石を南米からフランスまで運ぶ仕事を請け負うも実は……
フランス、オルリー空港で捕まりパリ留置所から麻薬専門のマルティニーク女子刑務所に移送され二年間異国の地で言葉もわからず韓国側からの助けは一切なし。
夢にみたカリブ海の透き通る海も韓国から遠い地であることを思い知らせ悪夢を見ていると思わないと生きていかれない精神状態に。
普通の主婦が、急に借金まみれになり子供に欲しいものも買ってあげられなくなったら…彼女は世間知らずなところもあるけれど、私だって少しの危険を請け負うかもしれない。
マルティニーク刑務所の中、言葉のわからない黄色い女、いじめ、暴力、女刑務所長は、その中で一番の権力から狂っている。
実話。
久しぶりの号泣。
こうゆうの観るとメディアやネットがあってよかったと思う。
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