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老後生活のマンネリから脱却するために70歳でアパレル会社のシニア・インターンに行くお爺ちゃんの話。最初は上司のジュールズに突っぱねられるが……。
これぞ忘年の交わり、というようなあたたかな対人関係。明るい気持ちになりたかったので調度良かった。
察しがよくて余計なことは言わない、ユーモアもある、なんでも前向きに挑戦し知識も豊富、そして紳士的。そんな人間が居たらそりゃ好かれる…。憧れるけど人格者すぎてなかなかこんなことできる気がしないよお爺ちゃん。孫になりたい。
デニーロお爺ちゃん可愛すぎるしマッサージのシーン声出して笑った。亡き奥さんの話をしたあと、雨に唄えばを見ながら涙するシーンが印象的。
一日で部署移動、その日のうちに社長が自ら戻るように謝罪して説得する構図が成り立つのが凄い。
あとジュールズの夫が謝罪や許しを乞うにためにわざわざ会社に凸してくるのもお国柄OKなんだろうか。フィクションだからと言われればそれまでだけど、自分だったら目一杯泣いたり怒ったり安心したりしたいので、人目に着く場所でああいうことされたくないな……の気持ちになってしまってそこだけちょっと残念だったけど、めちゃくちゃ良い映画でした。
