再鑑賞。これ本当に好き。この作品の魅力はなんといってもデニーロの可愛らしさなんだよなぁ。デニーロといえば、「タクシードライバー」、「キングオブコメディ」などの半狂人役や、「グッドフェローズ」、「カジノ」などのマフィア役のイメージが強いけど、「レナードの朝」や「マイ・インターン」などといった、病人や普通の紳士的なおじいさんも出来るから本当に凄いなと思うし名優だなぁと思う。その役を演じるとそういう人にしか見えないからまた凄い。こういう人を本物の「役者」って言うんだなと思わされます。本作では紳士的なおじいさんで歳を取っても新しいことを取り入れる姿はカッコいいなと思いました。個人的にはスーツでビシッと決めてハンカチを常に持ってるのが紳士でカッコよくて真似したいなと思いますね。古いのかもしれないけど、こういう人はいつの時代でもカッコいいと思う。アンハサウェイも今時代の新しい社長で、最初は高齢者の人ということで懐疑的だったのが、徐々に仕事や会話をしていくにつれ受け入れるようになり、色々と相談までする関係になるのも可愛らしくてよかったですね。人生経験を長く積んでいる人から得ることもたくさんありますからね。それにしても本当に良い作品だと思います。ヴィンテージはカッコいい。
