建築好き、特にポストモダン建築好きの方必見の作品。
なんと地味なルックスの24歳地方公務員のヒロインは、セルジー・ポントワーズにあるリカルド・ボフィル設計の有名な古代宮殿風集合住宅 Belvedere Saint Christophe（ベルヴェデーレ聖クリストフ）に住んでいて、建物の外だけでなく部屋の中でのシーン多し。部屋の大きな窓ガラスから半円形の広場がよく見えるのだが、何とも殺風景で寒々しい。新築当時にして既に廃墟感が半端ない。
彼氏欲しいと考えながら、あんな殺風景な部屋にいたら病みそうw
病む前に自然に連れ出してくれるアウトドア派の彼氏が見つかって良かったね。
人工的につくられたセルジーの町は、90年代に見た光が丘団地(ダイエーのあたり)を思い出した。
今に例えると南町田グランベリーパーク？
