Tysuke

ザ・ウォークのTysukeのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)
4.0
ロバートゼメキス監督最新作!
大好きなデビッドフィンチャー監督の次に好きな監督ですね!
毎回衝撃と感慨深さを与えてくれるので、今作も期待していました。
2012年の「アベンジャーズ」以来の3D映画だったので、メガネを装着した時点でワクワクしました(笑)
3D映画特有の臨場感が見事にマッチしていました。終盤の綱渡りで主人公・フィリップが下を見下ろすシーンはゾクゾクしました。
あぁ、だから3D上映しかやってないのかと納得しました。

ワールドトレードセンターでの綱渡りばかりピックアップするのではなく、その偉業を達成するまでの経緯が割と占められていたのが凄く良かったと思います。

この夢を叶えるためには、決して1人では不可能であり、そのために仲間を集めていく過程も面白かったです。フィリップはこの仲間を「共犯者」と呼ぶのですが、そこには仲間以上の深い繋がりを感じました。

終盤の綱渡りシーンは、何故か涙が出てきてしまいました。
夢のために真っしぐらになりふり構わず生きる姿は感動を覚え、憧れました。
同時に天才と狂人というのは、紙一重なんだなと改めて痛感しました。

終盤は、なんだか熱血青春映画っぽくなっていて、自分も「共犯者」となって、フィリップを応援していました。
1人1人人間の心情や人間ドラマを描いていたので、すっかり魅入ってしまいました。

ジョセフゴードンレビットは勿論、脇を固める俳優さん達の演技もとても素晴らしかったです!

これはパッケージ化されたら、買いですね!
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