ここが映画を通したSNSであり電脳世界の片鱗である事を前提として、
私は言おう。
ラスト20分、3ml程度ちびったことを。
予告編とフォロワーのりょっち氏のレビューを拝見し、これは劇場で見なければいけない気がして、いく数日。
3D劇場公開最終日に滑り込み鑑賞。
70年代、ツインタワー完成に伴い両ビルにワイヤーをひっかけ命綱なしで綱渡りをやった男の実話である。
正直、実話ベースで派手なアクション、ファンタジー、サスペンスなんぞないだろうし、仰天ニュース枠を出はしない映像先行型作品とタカをくくっていた。
だがしかし!
イかれた大道芸人に集まりし、イかれた仲間達の目の輝き!!
命がけでバカをするというまっすぐさ!
えっ!なんかいいんだけど!!
緻密に見えてかなり大雑把な犯罪計画。
ちょっと愛おしくもなる。
フランス訛りが強い英語がなんとも純朴さを演出していい雰囲気である。
もちろん!
ラスト20分の綱渡りシーン!
臨場感は半端ない。
これは映画、作り物であるとわかっちゃいるけど足がガクガクである。
虚空と呼ばれるガクブル空間が広がる。
決して高所恐怖症の方は見てはいけない。
とはいう私は高所恐怖症である。
パンパース必須映画。