「グラスホッパー」
う、うそだろ？
瀧本智行監督×生田斗真の「脳男」がいびつな日本映画として、けっこう好きだったのに、なんなんだこれは？
映画館で観ようと思ってたけど、「ヴィジット」とか「ジョン・ウィック」とか観てキャッキャッ言ってたら、終わってしまったので見に行けなかったから、ついにレンタルして鑑賞。
これ、映画館で見てたら2015年の邦画ワースト級ですわ。
良かった、生田斗真をゲイツで終わらせておいて。
てか、めちゃくちゃダッサイぞ、この映画。
なんなんすか、これ？
俳優陣に罪はないとしても、映画としての面白みが全然ない。
特に山田涼介、ぺろぺろなっ！
「暗殺教室」とか絶対見ないだろうし、彼の演技を観れたのは良かった。
だけどね、本当に映画としてダサい。
嫌な日本映画特有のギャーギャーうるささ、話のテンションも悪いし、何でもかんでもセリフで言っちゃう。
死後の世界の人を演じてた宇崎竜童の声の加工とか、本当に心底ゲンナリする。
どうしてこんなことになっちゃうんだろう？
そして、後出しジャンケンの答え合わせ。
あんなものは見たくないし、見せる必要もない。本ならともかく、映画では絶対やるべきではないし、子供のご都合主義は噴飯物。
劇場だったら、激怒レベル。
そして、恐ろしいほど安っぽい画。撮影監督誰だ？重罪レベルで、どのカットも安っぽくてださいよ。
また、乗り物に轢かれて死ぬ！シーンマニアの僕としては、押し屋に押されて車に轢かれる寺原の死に方、アレはないわ...。
http://m.youtube.com/watch?v=tmYrWXhFf4c
(車に轢かれて死ぬシーンを集めた、マッシュアップ)
これ観て見習え！！
しかし、本当に点数をつけるところなんてない映画だなぁとか思って見ていると、後半になって美味しいシーンが二つ出て来ました！
まずは、波瑠ちゃんがゴキブリを殺すシーン。
あんなに可愛い子が、ゴキブリを殺すシーンが観れるのは、きっとこの先もこの映画だけだろう。
「有吉弘行のSunday Night Dreamer」のリスナーである僕もまた、有吉曰くリスナー＝"ゴキブリ系男子"の一人であるので、波瑠ちゃんに叩き殺されましたね。
そして何を隠そう、佐津川愛美ちゃんの、パンチラとタンクトップのタニマシーン！ヒャッホーーーィ！
園子温のおバカでお下品なパンチラではなくて、イイ感じの(イイ感じってなんだよ！笑)パンチラで、しかも黒のレースだからね。
あんな仕事してるのに、黒のレースって！
しかも、ちゃんと菜々緒をぶっ殺してくれる親切設計！ありがとうございます。
可愛いは正義！！！！！！！
この2点に、点数を送ります。
