100歳の誕生日に老人ホームから逃走した男性が繰り広げる、成り行きまかせの珍道中。
いやぁ、ハチャメチャでした。
しかも子供の頃から爆弾魔で戦時中にはあちこちから「引き抜き」にあうという、100歳の老人の回顧録もところどころに入ってくるので目が点になりました。
すごいマイペースなおじいちゃん。
すごいマイペースな人生。
このくらいマイペースじゃないと100歳まで生きられないのかも。
100歳になっても警察やギャングに追われているんだけど、そのことに本人も気付かないまま事件が解決していくという、もう痛快なブラックコメディですね。
コメディと言いながら何人も人が死んでいて、それがクスリと笑える、、とか考えてみたら凄い脚本だな。
*太平洋戦争中に原爆を造ったというエピソードがあったので、日本人の自分としてはちょっと減点しちゃいました。