100歳の華麗なる冒険の作品情報・感想・評価・動画配信

『100歳の華麗なる冒険』に投稿された感想・評価

Iris

Irisの感想・評価

2.8
小説「窓から逃げた100歳老人」の映画化らしい。
爆弾が好きなクレイジーな老人の話。
北欧らしい少しゆるい感じが良い。
“明日は違う風が吹く”
「風と共に去りぬ」の明日は明日の風が吹くという名言がまさにこの作品に似合ってる。
歴史上の人物が出てくるところが面白い。
英語圏の俳優さんも結構出ている。
コメディというよりブラックコメディ。倫理感が狂ってる。
主人公役の俳優は当時48歳!?
5000万クローネは日本円にして約10億円らしい。
kanaco

kanacoの感想・評価

3.4
老人ホームを抜け出した100歳のおじいちゃんが、先々で仲間を見つけながら旅する珍道中的なロードムービー。スウェーデン版【フォレストガンプ】と呼ばれているらしい。人が多く死ぬので殺伐としているはずなのに、のんびり感が満載でシリアスさに欠ける。この軽妙さがクセになり変わった感覚があった。(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

スウェーデン作家ヨナス・ヨナソンのデビュー小説「窓から逃げた100歳老人」の実写映画化。

老人ホームを抜け出した100歳のおじいちゃんが、先々で仲間を見つけながら、最終的に余生を過ごす場所へ辿りつくロードムービー。スウェーデン版【フォレストガンプ】と呼ばれているらしい。【フォレストガンプ】を見たのが子供の頃なので内容をしっかり覚えていないのだが、曖昧な記憶では、マイペースな主人公が行動を起こす度に主人公が意図していないにも関わらず、周りの状況が進展する・好転する…という所が本作と似ている気がする。だが【フォレストガンプ】よりもブラックさや毒っぽさは【100歳の華麗なる大冒険】の方が断然上だと思う…🤔主に、100歳のおじいちゃん自身が…。

あらすじ: 100歳の誕生日を迎えたアランは老人ホームの窓から脱走し目的地のない旅へ出ることにした。最初の駅でガラの悪い男からスーツケースを預けられ、成り行きでスーツケースを持ったままバスへ乗ってしまうが、その中身にはギャングたちが運んでいた大金だった。ギャングに追われることになってしまい窮地に陥ったかのように見えたが、実はこのおじいちゃん、そんなことでは微塵も動揺をしないという、9歳くらいから爆破の楽しみに目覚め、3年勉強しただけで爆弾専門家となり、歴史の教科書に載るような人物たちとも顔を合わせ、戦時を生き抜いてきたというトンデモおじいちゃんだった!…みたいなお話。

🐝「名前を聞いたことのある歴史人物が出てくると、その都度ちょっとテンションが上がりました✨」

100歳のアランが成り行きまかせに(たぶん本当に何も考えていない!)旅をして、その最中に仲間を見つけたり、ギャングに追いかけられて返り討ちにしたりする、 おとぼけな珍道中のパートと、その要所でアランがこの年齢になるまでどのように生きてきたかを綴る過去パートの二本柱が同時に進行していく。

作品全体はのんびりしていてシリアスさに欠ける。音楽も気が抜けるようなコミカルさ。人がどんどん死んでいくにしては、雰囲気はとても軽い。派手さはなく、シュールでブラックなジョークに終始包まれている。それを笑える人もいるだろうし、笑えない人もいるかもしれない。私はこの軽妙さがクセになって、なんだか変わった感覚があった。

奇しくも爆破の歓びに目覚めた日に、避妊(コンドーム)を広めようとした革命家の父親が処刑され、数年後、病に伏した母親の死に際の言葉「父さんをごらん、要らない考えばかり、結局どうなった?考えたって無駄になるようにしかならない 人生そんなものよ」に共感し、その後は大好きな爆破ができる機会だけは積極的だが、他全ては成り行き任せで飄々と生き「明日は明日の風が吹く」を誰よりも体現してきた男。100歳の人生、いろいろな人を絶叫させてきたその人生は本当にハチャメチャだったが、自分らしさを見失わず、何事にも一切動じることがないその姿が、あまりにも自然体で羨ましいというか、こんな風にブレないで人生を謳歌できたら本当に凄いと思うかも(いや、全てを真似したくはないかもだけど😂)。
面白かった!!
回想シーン難しかった、人覚えておくのが大変だった。
何にも動じなくてこんなに肝が据わってるの羨ましい。ムーミンママ並みじゃん。
odyss

odyssの感想・評価

3.5
【全世界的に高齢化が進んでいるので】

 スウェーデン映画。
 老人ホームから逃げ出した100歳の老人。ボケているので、途中の駅で出会ったギャングから大金の入ったスーツケースを預かり、そのまま持ち去ってしまう。

 この映画はそういう老主人公がギャングと警察に追われながらも、世間からはずれたところで暮らしている人々と知り合いになったり、過去を回想したりすることで進行する。その過去も、スターリンやトルーマン、レーガンやゴルバチョフ、さらには原爆を開発した大科学者が登場する豪華絢爛たるもので・・・

 独特の面白さがある映画。過去の回想はどのくらい真実なのか、ボケた老人の思い込みなのか、よく分からないけれど、まあ見ている分には退屈しない。というか、そういう映画なんですよね。

 途中出会う人々というか、動物には、ゾウまで含まれる。何で動物園でもないのにゾウがいるのか、それは見てのお楽しみ。
爆破大好きじいちゃん珍道中

100歳の誕生日に老人ホームを抜け出したアラン。ひょんなことから5000クローナの入った鞄を預かり、持ち主のギャングを殺してしまう。その逃亡劇?と生まれてからの100年が交差する。

ロシア革命と優勢思想、フランコ政権打倒、マンハッタン計画、ユーリ・ポポフ、収容所、冷戦。

爆薬にハマった日にコンドームを広めようとした革命家の父が殺されて、爆薬の実験をして誤って人を殺して精神病院に送られ、紆余曲折あってキツネを爆破して老人ホームに入れられて、悪者の金を奪う。

北欧の映画って、ちょっと倫理観バグってる映画が多い気がする。ブラックジョークが普通に引く。
でもそれがクセになるっちゃクセになる。邦画とかもヤクザ殺してるしね。
まる子

まる子の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ面白かった。おじいちゃんがギャング皆殺しにしてるの凄すぎ。
当人訳わかってないのになぜかいい方向に物語が進んでいってるのが面白すぎた。歴史と絡めてるのもよかった。仲間達のキャラも良くて、ハッピーエンド!また観たい。
『100歳の華麗なる冒険』
Hundraåringen som klev ut genom fönstret och försvann(2013)

「ワシを殺したいなら急いだ方がいいぞ。100歳だからな」

飼っていた鶏を狐に殺された主人公アラン(100歳)は復讐を誓い鶏小屋にソーセージをくくりつけたダイナマイトを設置して一晩中見張り姿を表した狐がソーセージに食らいついた瞬間点火スイッチを入れて鶏小屋ごと狐を爆殺する。これが原因でアランは老人ホームに収容される。

アランは少年の頃から爆弾すに取り憑かれている。大きな力が放出されるのを見るのが何より楽しい。時々誤ってたまたま居合わせた人の身体がバラバラになるのが残念だが。

100歳のアランは老人ホームの暮らしに退屈して窓からスリッパのまま脱走する。

長距離バスにでも乗ってみるかと待合室で待っていると大きなスーツケースを持ったスキンヘッドの悪そうな若僧が「トイレの間、荷物を見ていろ」と言ってアランにスーツケースを預ける。ちょうどそこにバスが到着したのでアランはスーツケースを引いてバスに乗り込む。

スーツケースの中に入っていたのは大量の札束。ギャングが親分に収める上納金だったのだ。

中身を知らないアランの華麗なる放浪の旅が始まり金を取り返そうとするギャングがアランを追跡しアランの失踪届を受理した刑事が捜査を開始する。

アランを巡る現代とアランが回想する過去が交互に描かれる。スペイン内戦にたまたま加わったアランはたまたまフランコ将軍の命を救う。アメリカに渡ったアランはたまたまマンハッタン計画に参加してオッペンハイマー博士を助けて原爆開発を成功させる。ソ連に拉致されたアランはスターリンを怒らせて強制収容所に送られてたまたま居合わせたアインシュタインと脱走。アメリカに戻ったらCIAから原爆の秘密を求められて二重スパイになる。

純真で素朴なアランはただ爆発が好きなだけなのに色んなことに巻き込まれる。なにしろ100歳だからヨロヨロウロウロしてる内に事件が大きくなっていく。

ヨボヨボ老人が騒動に巻き込まれるが何とかなってハッピーエンドで終わる。楽しいホラ話なのだが「次々と死んでいくギャング」がお笑いポイントですよーと提示されるのはいささか参った。

ヨーロッパの短編アニメなんかにもある死を笑う残酷さだ

このレビューはネタバレを含みます

結構人死ぬ

主人公の意図しないところで巻き込まれてるのがおもしろい
おじいちゃんすごいね、わたし年寄りになった時ちゃんと着替えるかどうかも怪しいよ。
90過ぎてて身なりしっかりしてて、ちょっととぼけてるけど矍鑠としてる人ってたまにいるけど、ほんとにすごい。

コメディだけど、結構シリアスな話のわりに淡々と進む。象の尻の穴に埋まって死ぬのはやだな。

しれっと嘘歴史混ぜてきて面白い。そういうこともあったかもね。

そしてロシアネタはすでに笑えなくなってしまったね。
コタ

コタの感想・評価

3.4
スウェーデン版フォレスト・ガンプらしい。
地味に歴史的事件絡んでくるのおもろい、100年って長いもんね。
>|

あなたにおすすめの記事