べべ

レヴェナント:蘇えりし者のべべのネタバレレビュー・内容・結末

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

これほど、映画館でみて良かったと思う映画はない。ディカプリオが好きで彼の作品をよく見ていた。やっと主演男優賞が取れたと聞いて、彼のお祝いも兼ねて映画館へ。初めて1人で映画館に足を運んだ作品。設定はインディアンがいた頃のアメリカの開拓地の時代。動物の皮を売るために狩りをして帰る途中に先住民に襲われる。カメラアングルが自分も襲われるようでリアル。弓矢、鉄砲、槍が肉体に刺さる音と映像が本当にむごい。やっと逃れた思ったら次は熊に襲われる。この熊のシーンだけで、3、4分はあるだろか?ほんとに恐ろしい執着深い熊にズタボロ死にかけにされるレオ様。挙句に息子も同僚に殺され、同僚に復讐するため、先住民から逃げつつ同僚を追いかける展開。設定が最高。映像が素晴らしい。人間の欲望と生命力の真髄をここまで体現した映画はみたことがない。復讐とは何か、復讐の先に待つものは。そんなことを考えさせられる手に汗握る時間でした。
べべ

べべ