[復讐の先にあるのは...]
今年のアカデミー賞など各映画賞を賑わせた話題作、ようやく観ることが出来ました！アレハンドロ・G・イニャリトゥとレオナルド・ディカプリオが初タッグを組んだ、実話に基づいたサバイバル・ドラマ。
19世紀初頭、アメリカ西部の原野。ハンターのヒュー・グラスは、狩りの最中に熊に襲われて瀕死の重傷を負います。しかも、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまいます。辛うじて死の淵から生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドに復讐を果たすため、大自然の猛威に立ち向かいながら過酷な道のりを進んでいきます...
...壮絶でした。言葉を失ってしまいました。息をしてしまうのを忘れてしまうほど終始ハラハラドキドキしていました、、、良い言葉が見つかりませんが、とにかく「凄い」映画でした。圧倒的な映像美、重厚な音楽、臨場感溢れるカメラワークと演出、そして役者たちの熱演。どれも見事でした！R-15指定なのもあり、目を背けてしまうほどのグロい場面が多かったのですが、それらがリアル感を増しているように感じました。特に熊の襲撃シーン、本当に凄まじかった。
復讐を果たしても、愛する人は一生戻ってこない。グラスの復讐劇を通して、何とも言えない怒りや悲しみがひしひしと伝わってきました。ラストでのグラスの表情には、思わず涙が出そうになりました、、、切なかったです。
今作はアカデミー賞10部門でノミネートされ、見事3部門で受賞しました☆イニャリトゥ監督は、2年連続での監督賞！エマニュエル・ルベツキ撮影監督は、史上初の3年連続での撮影賞！そして、ディカプリオは初の主演男優賞！！！今作でのディカプリオは、これまでの出演作の中で最高でした！オスカー受賞も納得の迫真の演技でした！グラスの敵役を演じたトム・ハーディも負けじと素晴らしい怪演でした！
いやぁ...本当に凄かった。観終わったあと疲れてしまいました(笑)
