トランスマスター

レヴェナント:蘇えりし者のトランスマスターのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.0
小説の映画化
西部開拓時代のアメリカでネイティヴ・アメリカンのテリトリーで毛皮の密猟をしている白人とネイティヴ・アメリカンとの間に生まれた息子にまつわるお話です。北米の大自然を舞台にした重厚な映像と、シーンに合致したBGMそしてあの『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の表現力、無冠の帝王ディカプリオが初オスカーを獲得した作品。今の季節(冬)が視聴シーズンです。

◆良い点/注目ポイント
・何と言っても目玉は、グリズリーのシーン!ザ・ロック主演の『ヘラクレス』に出てくる不死身のライオンより恐ろしいです。
・そして次にインパクトのあるシーンは、【馬】で暖を取るシーン。
・後はクライマックスの雪が赤く染まる場面。映像の光の具合が、絶妙上からのドローンの撮影も『Game of thrones』のようです。

◆改善点
・ディカプリオは、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のような役柄が一番似合う。この作品のようなシリアスな役柄は、ケビン・コスナーが向いています。
・時間が長い!ボリウッド映画並み!前回借りた時『ヘイトフル・エイト』と一緒に借りてしまい最後まで見れず2回目のレンタルで視聴( ̄∀ ̄)

◆総括
・ストーリーは、淡々としているので映像と音楽を楽しむタイプです。これは、劇場で見ればよかったです。