デニロ

JIMI:栄光への軌跡のデニロのレビュー・感想・評価

JIMI:栄光への軌跡(2013年製作の映画)
2.5
単身赴任中、二男が高校入学したときにエレキギターが欲しいと言い出したそうだ。えっ???わたしの記憶だと、彼はドラえもんを歌っている姿しか知らないのだが。連れ合いと兄は、止めときなさいよ、と忠告したそうだが、最後には、安いリードギターを買ってあげたそうだ。女の子にもてたいんじゃないの、と連れ合いは言っていたが良くわからない。
後日興味本位で、ストーンズを知っているかと聞いてみた。知らないという。ウッドストックは?知らない。でも、ジミ・ヘンは知っていた。このあたりの状況は不明だ。
いずれにせよわたしは彼のプレイを見てもいないし、聞いてもいない。

本作は二男も知っていたジミ・ヘンドリックスのある1年間を描いた作品でした。

いや、これ、編集でかなりいじくっているんじゃないだろうか。おそらくはじめの完成作品は冗長で観られたものじゃなかったんじゃないかな。上映されている本作もかなり傷んでいる。

が、こういう美女の群がるロックスターを夢見て二男はギターを欲しがったんだろうか。Ruby Tuesdayが軟弱な別れ歌にせよ、他者の才能にクラプトンでさえ嫉妬することがあるにせよ、ギタリストがモテる事は間違いない。60年代のロック界のスターたちがぞろぞろ出てきて退屈はしませんでしたが。無能なジャズ崩れでないのは確かだ。
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