ある事件で失敗してしまった名探偵シャーロック・ホームズ。その後引退し35年間を田舎で暮らしているも、93歳になった今
嘗て自分を引退に追い込んだ未解決事件に決着を付けるべく小説執筆に身を乗り出す事に……
何というか……想像を遥かに下回った物を見せられた感じ。そもそも私が期待していたのは、引退し完全に老いぼれになってしまった名探偵が一念発起して、嘗ての若かりしき頃の様な名推理を繰り広げるという『竜三と七人の子分』や『バトルシップ』の後半戦の様な、観てて爽快感がある映画だったのに蓋を開けば爽快感もへったくれも無い只の回想録でした。こんなジジイのホームズ見たくなかったよ！！
RottenTomatoesでは批評家/一般共々高評価でしたが、真田広之の登場に必要性が感じなかったり、全てのサブストーリーが結末に違和感が残る終わり方だったりで正直良い出来とも言えない作品でした。面白くなる可能性は幾分もある設定なので本当に勿体無い。あの少年を上手く使ってバディ物にすれば良かったのに
正直あんまり印象に残った事が無いのですが、強いて言うなら舞台となった田舎の風景はとても綺麗でしたね。後は特段……
というかマジで褒め所が無かったです。もし劇場で観てたら年間ワーストの可能性アリでした
