フクイヒロシ

アナベル 死霊館の人形のフクイヒロシのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)
3.5
『死霊館』(2013)にチラッと出て人気が出た(←ホント?)アナベル人形を主役にした映画。


死霊館ユニバースの中では制作年では2作目。
時系列で言うと『死霊館』の一つ前。


『死霊館』(2013)が3億ドルの大ヒット(!)をしたし批評家的にも高評価だったので、「これいけるぞ!」ってことで制作。

アナベル人形がどういう経緯で『死霊館』に辿り着いたかはすでに『死霊館』の中で説明されていたので、物語を作るのは簡単だったんだと思います。

で、アメリカでは翌年には公開するくらいにサッと作ったんだけど、話が意外と複雑。。。

映画観てりゃ話の進行にはついていけるんだけど、そんなにちゃんと説明できてないから、
「アナベル人形の中には結局何が入ってたの?」とか
「今はどう言う状態なの?」とか
「エブリン、かわいそ過ぎない?」とか、
引っ掛かりポイントが多い。

そう言う謎(?)や引っ掛かり自体が、シリーズものの魅力だったりはしますが。



***


死霊館ユニバースの中でも「アナベル」系はちょっと全体のレベルを下げるものになっちゃってますね。。




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5年前に観たのであんま覚えてないんですが、
この映画、見てからというもの夜中に犬がいきなり吠えたりラップ音が聴こえたりしてそれがこわかった。。


四コマ映画 →『アナベル 死霊館の人形』

http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1541



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死霊館ユニバース時系列

この『アナベル 死霊館の人形』は
2021年時点の死霊館ユニバース全8作のうち
制作年でいうと【2作目】、
時系列でいうと【3作目】。

【時系列】
⓪『 The Nun(死霊館のシスター)』以前
①1952年『 The Nun(死霊館のシスター)』
②1958年『 Annabelle: Creation(アナベル 死霊人形の誕生)』
③1970年『 Annabelle(アナベル 死霊館の人形)』
④1971年『The Conjuring(死霊館)』
⑤1972年『Annabelle Comes Home(アナベル 死霊博物館)』
⑥1973年『 The Curse of La Llorona(ラ・ヨローナ〜泣く女〜)』
⑦1977年『 The Conjuring 2(死霊館 エンフィールド事件)』
⑧1981年『 The Conjuring: The Devil Made Me Do It(死霊館 悪魔のせいなら、無罪。)』