m

さよなら歌舞伎町のmのレビュー・感想・評価

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)
3.8
面白かった!!

歌舞伎町みたいなところって実際歩くのは極力避けたいのに、映画ではいつも面白く思える。どの映画でも、多分現実でもこういうところに来る人や働いてる人ってそれぞれいろんな理由がある。一見どうしようもない客でも仕事や家庭がうまくいっていないは気の毒な背景があったり。みんながみんなそうだとは思わないけども(笑)

普通に生活しているぶんには近づきたくない風俗街でも、映画では普段知ることのないその一人一人の世界を覗き見て、「みんないろいろあるんだな」に行き着く。

実際この作品もいろいろな男女のストーリーが展開されてつながっていくもので、人間味に溢れた物語だった。この手の映画って逆にいやらしさを感じない。

いろいろある中でも染谷周辺の状況は最初から最後まで割とシビアで、この手の話は重くもできるのだろうけど、全体的に音楽が軽くてどこかほのぼのした空気も漂う。その感じが逆に良かった。

役者陣も豪華で、皆良かった。
最後の最後で南果歩が持って行った!伏線回収からの爽快なラストシーン良かった。

やっぱり新宿が舞台の映画ってなんか良いよな〜〜
m

m