まぴお

パージ:アナーキーのまぴおのレビュー・感想・評価

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)
3.5
【汚物は消毒だ~】

前作が低予算で大ヒットしたから今回は
前作より制作費も3倍に規模も家から街にパワーアップ!
前作もそうだけどパージ当日から始まるまでの不穏な空気がたまらないです。
いかにもこれから何か起こるぞって感じがビシビシ伝わってきていい感じですね。

一言でいうと「ヒャッハー」の世界。
このイカれた時代へようこそ君はTough boy的な世界。
みんなマッドマックスな世界観好きよねぇ(笑)

マッドマックスは無法地帯で
パージは法があるけどヒャッハーなのね。

ここからわかることは法があろうが無法だろうが人間は簡単に「汚物は消毒だ~」になれるってことだよね。

ただもっと登場人物が前作と繋がりがあってもよかったかなぁと。

いや今回も突っ込みどころは沢山あるんですよ。

普通ね。あんな日は普通仕事休むよね?
早く帰らなきゃってそわそわして帰らないよね?
なに?やっぱりあの日は元旦やクリスマスは時給アップみたいな感じで時給が2倍くらいアップするわけ?仮に2倍にしたとしてその日って客足少ないんだから
店側としては採算とれないよね?じゃあ店側としてもその日は閉めたほうが得策だよね?

そして案の定、当日のことしか考えない周りの人立ち。
当日は確かに良いかもしれない。悪いことしても罪に問われないから。
でも次の日どうするの?同じ仕事するんだよ?
パージの日のことだから無礼講ってことで許してねって納得するの?
しないよね?

そしてあれだけの短時間で大多数の人が死んだら次の日の死体の処理とか建物の修復とか大変だよね。当分仕事とかできないよね。この世界の人たちは絶対後先のこと
考えられない人たちだよ。

まぁそんな突っ込みどころ置いといてヒャッハーな世界を楽しもうぜって映画なんですけどね。

ただちょっと期待度あげてた部分もありそこまで点数は高くない感じです。

536本目
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