いち麦

WISH I WAS HERE/僕らのいる場所のいち麦のレビュー・感想・評価

4.0
(カリコレ) 家庭を持った男が最後の成長をする場面は父親の死と向き合ったときだろう。エイダンの状況は特に分かりやすい設定。自分を支えてくれる家族の存在感。魅力溢れるホームスクール場面の数々。気づけなかった自分自身の力強さ。愛おしくなるような美しい情景や温かみある音楽。シリアスな話だがシーケンス繋ぎの軽やかさが絶妙で良い感じ…静かにじんわりと心に沁みてきた。
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