2019年 128本目
廃墟となった精神病院跡の解体を請け負う業者の話。めちゃくちゃ凄い建物だなと調べたらホントの精神病院跡で撮影したらしい…それだけで十分怖いよ…独特の雰囲気漂う建物です。
そこで見つかった9本の治験の音声テープ。果たしてそれは呪いなのか霊なのか？みたいな話なのですが、実際にお化けやジェイソンが出て来て死ねー！って追っかけて来ないのでホッケーマスクの連続殺人鬼が怖い人にも優しい映画です。
が、しかし何も出てこないし音でビックリさせる訳でも無いのですがこのホンモノのの廃墟を使ったという事が為せる業なのか、ともかく不気味な空気が画面から滲み出てる感じ。
後半になるにつれて真実が明かされていくのですがどうせなら病院閉鎖のきっかけとなった噂や、治験テープの被験者との関連性などを絡めまくって綺麗なミステリーに仕上げてくれてたら良かったかも。
でも雰囲気が気持ち悪いので、そこはとても好みでした。
