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劇場版 稲川怪談 かたりべのじぇんぬのレビュー・感想・評価

劇場版 稲川怪談 かたりべ(2014年製作の映画)
3.9
【怪談に取り憑かれた男】

清水崇プロデュース⭐️

POV視点で設定もしっかりしていて、フェイクドキュメンタリーとしては及第点🎯

【あらすじ】
稲川淳二の階段をモチーフにしたパチンコ台の映像撮影に密着したメイキング映像。
しかし出演者のアイドルメンバーの1人で幽霊役の女が失踪。実際の怪談の舞台となった学校で失踪の謎を解き明かしていく...

パチンコ台の撮影という点が妙に本当っぽくて、かつメイキング映像を編集して映画化するという設定のディティールが◎

心霊映像の編集がお上手なのでナチュラルに怖かった!👻
首吊りの幽霊がこれまたリアルで恐ろしい...

POV✖️学校なので白石監督の「戦慄怪奇ファイルコワすぎ!トイレの花子さん」に限りなく近い🏫

首吊りという点では「死霊高校」
学校POVなら「POV呪われたフィルム」のちょうど中間をとった雰囲気なので
未見の方にはおすすめです!

学校が異世界と繋がってしまう瞬間をピクセルで表したり、"怪談が現実化する"という複雑な表現を頑張ってるな〜と思えた。

意外とヒトコワな展開でホラー描写以外にも楽しめる作品🙌
(なぜこんなに評価が低いのか謎)

怪談に取り憑かれた男の末路とは...

さすが怪談師、演技と現実の境目がわからねえよ...
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