視聴は3回目ぐらい
劇中歌が聴きたくなって戻ってきてしまう。
3回目にしてこのお話の主人公は舞妓本人だけではないと気がついた。
彼女の成長にフォーカスするにしては置屋のキャラたちがメインとなる劇中歌が多い気がするから。
なんというか先輩舞妓や芸妓さんが主人公が今後歩んでいく未来を"こんな方法で解決するんやでぇ"と指し示すような役割を担っているのかなぁと。
あとこれ見ていた友人が気がついたけど、
「"舞妓は"レディ」と「"マイフェア"レディ」を掛けているから、劇中の主人公の恋模様はオマージュだったんだなと腑に落ちた。
(個人的に主人公が先生に恋するパートいらないと思ってるからオマージュならある程度この演出は許せるなと思ったから)
なんかポケ〜っと見ていたら話がどんどん華やかになって面白いんだけど、舞妓さんになるための成長過程がそこまで手厳しくないというか、どうもミュージカル仕様のせいで生真面目さを意図的に回避しておちゃらけられてるように見えちゃうのよなぁ...
舞妓とミュージカルの親和性は「舞妓Haaaan!」で証明されてると思うけど、なんというか生ぬるさがあるなぁ。
そんなに厳しくみるような作品ではないことはわかってるけど、作品の中身をじっくり見ていくと至らない点というか、あえて削った奥ゆかしさに寂しさを感じます。