Nori

沈黙ーサイレンスーのNoriのレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
3.0
原作は読んだことあるよね、程度のノリで鑑賞。

年貢、苦役、貧しさ、といった現実と、非人道的責め苦(拷問)。
すがるよすがとしてのキリスト教。前者は正に地獄を、後者は信仰の先にある天国を、隠れて信仰する者たちに想起させる。

祈るだけでは救われない現実・人々を前に、宣教師たちはただただ祈り続けるのか、他の道を選ぶのか。

生きてこそ浮かぶ瀬もあれ、と思うのでした。
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